理事プロフィール

鎌田麻莉(代表理事)
かまだ・まり

エサレン®ボディワーク(全身オイルトリートメント)の日本の草分け的存在。1987年単身米国に渡り、それから5年、ニューヨーク市に住む。その間、気功、太極拳、ヨガ、チベット仏教に出会い、西洋文化の中で東洋の哲学と身体技法を学ぶこととなった。また、台湾人鍼医の日本人顧客向け通訳としてアシスタントを務め、同時に経絡・鍼灸・漢方処方を学ぶ。その後、ナチュラル・ヒーリングを志して、1990年1月にカリフォルニア州エサレン研究所の集中トレーニングを終了、同年認定。ボディワーカーとしてのキャリアをスタートさせた。1992年に帰国し、日本でのエサレンボディワークの実践をスタート。

1999年-2007年、日本で初めてエサレン®ボディワーク資格認定コースを主宰。「エサレン」の名を日本に広めた。2008年より、心で触れるボディワークスクールを開校、自身で教え始める。震災をきっかけとして2011年より、エサレンのアプローチを着衣のままで受けることのできる「ゆったり整体」の研究開発に着手、それまでの施術者としての経験を「ゆったりセラピー」としてまとめあげた。2013年、社)ゆったりセラピー協会を設立し、セラピストの育成とともに認定講師の養成に注力し、エサレンメソッドを日本の風土と文化に見合う形での普及に取り組む。”和のカラダ”を提唱する。

現在、岩手県花巻市在住、温泉サロン・リラクセーション水心及び、町中サロン・ゆったりサロン絆で、ゆったり®️セラピスト続行中。スクールも花巻にある。

坂田佳子(理事)
さかた・けいこ

2001年、JREC認定英国式リフレクソロジーとボディトリートメントの資格取得後、サロン勤務を経て、2004年に世田谷区梅ヶ丘でリラクゼーションサロンCharkha Healing-Artをオープン、現在に至る。

2003年、エサレン®ボディワーク資格認定コースに参加し、鎌田麻莉に出会う。ボディワーカーとして一番大切なスピリットを学ぶことができたと感じている。以来「触れること」の探求を重ねてきた。2005年、鎌田とともにフェイスヒーリングの開発に取り組み、サロンメニューとして完成させた。その後、フェイスヒーリング講習の講師として施術者養成に取り組む。

2010年、心で触れるボディワークスクール東京校を開設、鎌田のそれまでの東京での活動を引き継いだ。
2013年、社)ゆったりセラピー協会設立、理事に就任した。

サロンでのセラピストとしての経験を多くの人と分かち合いたいと願っている。体だけではなく、心、魂、エネルギーが宿る「身体」の可能性を拡げていくことを目的とした「ボディワーク」の触れ方、タッチの質を受講生の個性に合わせて伝えることに意味を見いだしている。

顧問

大町かおり(倫理委員兼務)
おおまち・かおり

名古屋大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業、東北大学大学院医学系研究科博士後期課程修了博士(障害科学)。理学療法士。現在、長野保健医療大学教授。
著書 「義肢装具学テキスト」(第2章 装具を理解するための運動学) 「ザ・ROM」(共著)。

グラバア俊子
ぐらばあ・としこ

立教大学文学部組織神学修士課程修了。文学修士 ボストン大学教育学部にて、Humanistic and Behavioral Studies を専攻、教育学修士 ハーバード大学ダンスセンター、エサレン研究所でも学ぶ。 「からだ」と「私という神話」から自己成長にアプローチ。 現在、南山大学人文学部心理人間学科教授。著書 「ボディ・ワークのすすめ-からだと自己発見」 「私という迷宮」 「新・ボディワークのすすめ―からだの叡知が語る私・いのち・未来」。

土居 裕
どい・ひろし

現代レイキ創始者。現代霊気ヒーリング協会代表。NPO現代レイキの会名誉顧問。大手企業勤務を経て、現在「現代霊気ヒーリング協会」代表。30種余のヒーリングを学ぶうち、レイキ法と出合い、西洋式レイキと伝統の臼井霊気療法を学ぶ。霊気法の実践と研究を深めたのち、西洋式レイキの効果的なヒーリング体系と、伝統霊気の霊性向上の理念を融合させた「現代霊気法」を構築。著書「癒しの現代霊気法」「レイキ 宇宙に満ちるエネルギー」「実践レイキヒーリング入門」。

村川治彦(倫理委員長兼務)
むらかわ・はるひこ

東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。カリフォルニア統合学大学院博士課程Integral Studies修了 カリフォルニア統合学大学院修士課程East-West Psychology修了。 現在、関西大学人間健康学部教授。 「一人称の科学」をテーマに東西の身体技法を新たな知の在り方に結び付ける研究に従事。 日本トランスパーソナル心理学/精神医学会会長。論文 「一隅を照らす光を集める —-オウム事件以後の一人称の 「からだ」の探求に人間性心理学は何ができるか」 。

倫理委員

山口創
やまぐち・はじめ

人間科学博士、臨床発達心理士、桜美林大学リベラルアーツ学群専任教授。著書に「手の治癒力」(草恩社)、「皮膚という「脳」」(東京書籍)、「皮膚感覚の不思議」(講談社)、「子供の「脳」は肌にある」(光文社)、「愛撫・人の心に触れる力」(NHK出版) など、多数。

深尾篤嗣
ふかお・あつし

茨木市保健医療センター所長、心療内科医、医学博士
1962年大阪府生まれ。大阪医科大学卒業。九州大学心療内科特別研究学生、神甲会隈病院内科、洛和会音羽病院心療内科部長、藍野学院短期大学第一看護学科教授などを経て現職。内分泌糖尿病心理行動研究会代表世話人、<身>の医療研究会理事長、専門は心身医学と内分泌代謝学。
主な著書:「<身>の医療ー心身医学から魂身医学へ」「医療における心理行動科学的アプローチ― 糖尿病/ホルモン疾患の患者と家族のために」(編著)「生活習慣病診療に役立つ受容と和みのコーチング」(共著)「ソマティック心理学への招待:身体と心のリベラルアーツを求めて」(分担執筆)など。