ゆったりセラピーは、大地の癒しです。
触れること触れられることを通して 自分とつながり、
地球とつながります。
いつの頃から、ゆったりできなくなってしまったのでしょうか?
ずいぶんとギスギスした世の中になってしまいました。すべてが経済優先で、絶えず世界中のどこかで、戦争をしています。凄まじい環境破壊も止むことを知りません。感染症の危険も止むことがありません。気づくと、私たちは、ゆったりできなくなっていました。
恐れと不安が、どこからともなくやってきては、私達の心とからだを苦しめます。そしてそこから逃れようとするとさらに、消費を強いられます。もっと、もっとと。お金さえあれば、あたかもなんとかこの苦しみから逃れられるようにも錯覚します。しかし、この大量生産大量消費を良しとする世の中は、最終的には戦争によってその歯車をまわし続けます。そういうしくみです。このことは、小学校や中学校の歴史の教科書にも書かれていました。この経済システムそのものが、戦争を見込んだものなのです。残念ながら、教科書は、そこから逃れ、立ち上がり、新しい価値観を模索していく方法を教えてはくれませんでした。
ゆったりすると、カラダは自然に自ら整います。
ゆったりセラピーは、失ってしまった、和のカラダを取り戻します。
和のカラダを取り戻すことで、私たちは、初めてゆったりすることができるのです。
ゆっくりと、深く触れられる体験がもたらすこと
ゆったりセラピーは、「ゆっくりと深く触れられる」体験を提供します。触れられることによって、失ってしまった“和のカラダ”を取り戻し、つながり、今、ここの瞬間に立つとき、恐れや不安は消えています。そう、ゆったりするのです。それは、ゆっくりと深く触れられたとき、否応無く、起こります。
時間泥棒に時間を盗まれ、自分自身を失い続け、際限なく恐れと不安が押し寄せる、ゆったりできない世の中。そして、その恐れと不安が、消費を促し、消費を増幅し、戦争を起こし、環境を破壊し、命をも消費して、消費そのものを維持しようとします。私達は、そうした経済システムの中に生きています。
ゆったりした世の中とは、どんな世の中なのでしょうか。
ゆったりセラピーは、そこに向かっています。
ゆったりセラピーは、
ゆっくりと深く触れられる体験を提供し、和のカラダを取り戻し、
「ゆったりさ」を、一人一人の内側に、そして同時に社会の中に探求していきます。
現在、ゆったりセラピーは、
以下の7種類の施術があります。
ゆったり整体(着衣のままで受けられる全身のケア)
心で触れるボディワーク(全身オイルトリートメント)
レイキ・ヒーリング(エネルギーワーク)
フェイス・ヒーリング(胸から上のオイルとジェルを使用したトリートメント)
ゆったりセラピーバランスケア・フェイス
ゆったりセラピーバランスケア・フット
ゆったりセラピーバランスケア・ハンド&ショルダー
*ゆったりセラピスト®︎は、当協会が認定するセラピストで
上記の施術の一部、あるいは全部を行うことのできる技術を持ち、
当協会の理念に基づいて活動するセラピストです。
エサレン®︎ボディワークとゆったりセラピー
ゆったりセラピーのルーツは、カリフォルニア州にあるエサレン研究所で育まれたエサレン®︎ボディワークという、全身オイルトリートメントです。
エサレン研究所が設立された1960年代初頭、米国は、ベトナム戦争の真ただ中で、多くの若者がベトナムへ送られていました。ベトナムからの帰還兵は、その過酷な体験のトラウマから、一般社会に適応することが困難で、自殺する人も多く、社会は、混乱していました。西洋文明や西洋的な価値観では、こうした社会的混乱を含め、個人の内側の混乱を解決できないと考えた多くの人々は、人間性に根ざした、新しい価値観と社会システムを求めて、さまざまな心理療法や身体技法を試みました。エサレン研究所は、そのセンターとして、発展しました。
エサレン®︎ボディワークは、そうした取り組みの中から、「触れられる」ことが、人間としての全体性を取り戻していく有効なツールであることを発見し、またどのような触れ方がそのためには必要で有効なのか、ということを追求し実現したワークでありセラピーです。
日本で、本格的に施術者が養成されるようになったのは1999年からのことでした。その後、日本での実践が続けられる中で、日本の風土や文化に育まれた繊細さが加えられ、また、和の身体技法を、施術者が実践すべきメソッドとして位置づけた「ゆったりセラピー」の様式が生まれました。現在では、社)ゆったりセラピー協会が、その施術者養成の全プログラムを提供し、ゆったりセラピーの触れ方のメソッドを伝えています。
からだを痛めず、疲れず、寄り添える
ゆったりセラピーの施術の身体技法
ゆったりセラピーでは、施術の際の基本的なからだの使い方として、日本の武芸や芸能で用いられる「すり足」を指導しています。
施術の際にセラピストが「すり足」を中心とした実践的なからだの使い方を用いると、ゆったりセラピーで求められる「寄りかかり」と「返しを捉える」の触れ方の基本が実現でき、ゆっくりと、深く触れていくことができるようになります。
そしてまた、施術の際に、すり足を用い、体軸を捻らず触れていくと、相手に瞬時に寄り添え、また、自身のからだを痛めず、疲れにくくなります。その上、施術を行えぼ行うほど、自身のからだも整い、感覚が磨かれます。こうしたことを私たちは、からだを育てる、と表現しています。
こうした質は、日常の生活にはもちろんのこと、介護や医療の現場でも活用していくことができるものです。
ゆったりセラピーはその施術を受けるだけではなく、その触れ方を学べば、多くの“触れることが必要とされる分野”で活用していくことができます。
当協会のセラピスト養成講座(ディプロマコース)は、下記の2種類あります。
上記のコースの詳細や、ゆったりセラピーの技法を体験したい方には、
次の講座があります。
オプションとしての実技講座
ゆったりセラピーオプショナルコース
・フェイス・ヒーリング(胸から上のオイルとジェルを使用したトリートメント)
・ゆったりセラピーバランスケア・フェイス
・ゆったりセラピーバランスケア・フット
・ゆったりセラピーバランスケア・ハンド&ショルダー