2021年1月13日(水)10:30-12:00
「ゆったり整体」 肩周り、前面でのワーク、腕のストレッチの関わる回旋の動きを捉えているか?

ゆったり整体で行う肩周りの手技は、広義の肩関節全部に働きかけるワークになっています。肩関節を動かしながら行う一連のワークが受講生にとっては、どうも難しく感じられるようです。広義の肩関節は、関節構造が実は5箇所あり、ゆったり整体で行うワークはその全てに働きかけているのです。まずはそのことを理解することが重要です。

今回は、前面での腕のストレッチを中心にデモを行います。肩関節周辺の主たる深層筋(インナーマッスル)、回旋筋腱盤を動きによって捉えてみましょう。回旋筋腱盤は、上腕骨頭をかかえ込んで肩関節を安定させるはたらきがあり、腕を使う運動には全て密接に関係しています。どのワーク(動き)が回旋筋腱盤に働きかけるワークなのか、理解していきましょう。また、関節の回旋の動きがどのように現れるか、ストレッチの動きの中にみていきましょう。

 

2021年2月22日(月)10:30-12:00
「ゆったり整体」「心で触れるボディワーク」 脊柱起立筋に寄りかかる

ゆったりセラピーの基本的な触れ方として、セラピスト養成コースのゆったりセラピー基礎講座でも心で触れる本格コースでも、まず最初に「脊柱起立筋に寄りかかる」ということに取り組んでいただきます。オープニングと呼ぶ、施術を始める最初の取り掛かりとして”ただ触れる、全体をなでるように触れる”の次に行うのですが、ここで「なんだかうまくいかないなー」とつまづいてしまう受講生も多いようです。

今回は、脊柱起立筋に寄りかかる際の姿勢、手の使い方、その時の感覚等、詳しく解説していきます。寄りかかる、という身体感覚は、ゆったりセラピーの施術全般を通して使っていくものですが、感覚としては、この”脊柱起立筋に寄りかかる”ことが基本的といえます。うまくいった、いかないの2者択一ではなくて、脊柱起立筋に寄りかかることでパートナーのカラダ全体を手のひらを通して感じていくという視点に立ってみる、ということがカナメではないかと思います。「パートナーのカラダを私は今どんなふうに感じているか」、という問いかけを持ってこの最初の難関?!に取り組んでみましょう。

 

2021年4月22日(木)10:30-12:00
「心で触れるボディワーク」 寄りかかってストロークすると・・・

暖かくなってきたので、久々にオイルのトリートメントのデモを行います。
オイルでのストロークの時、寄りかかっているつもりで、実は、寄りかかれていない人は多いかなーと感じます。というか、寄りかかり感というのは、深めていけるものなので、カラダの使い方に習熟すればするほど、必要な筋肉が作動し始めればし始めるほど、寄りかかりはより上手に、そしてストロークをより自然につなげていけるようになります。

どういうことに習熟していけばいいのか、ということを話題にデモを行っていきます。

 

2021年5月12日(水)10:30-12:00
「心で触れるボディワーク」 背面での肩周りを復習しよう・・・

背面で肩周りを行なっていくとき、うでのポジションを変えながら行います。パートナーのカラダを動かすとき、出来るだけ自然に違和感なく動かしたいものです。どんなふうに動かしたらいいのでしょうか。この時のカラダの使い方を中心に解説していきます。また、こうした”部分”に触れる時の寄りかかりの使い方も見ていきましょう。

 

2021年6月18日(水)10:30-12:00
「心で触れるボディワーク」 臀部へのストロークはなぜ難しい?・・・

臀部へのストロークがうまくいかない。ということをよく耳にします。どこに寄りかかっていったらいいのか、分からないという声も聞こえます。そんな受講生のストロークをみると臀部の丸みを捉えようと手のひらに力が入りすぎのようにも見えますし、臀部の丸みにうまいこと寄りかかれていないようにもみえます。どんな風にカラダを使っていったら、スムースで、しかも十分に圧のあるストロークになるのでしょうか。そこらへんを中心にデモンストレーションと解説をしていきます。

 

2021年7月27日(火)10:30-12:00
「心で触れるボディワーク」 前面での肩周りを吟味します<その1>

腕のストレッチから上腕のストロークについて解説しています。特に「肩関節のソケットに上腕骨を入れる」について、骨格模型を使用して説明しました。

 

2021年8月24日(水)10:30-12:00
「心で触れるボディワーク」 前面での肩周りを吟味します<その2>

 

2021年9月27日(月)10:30-12:00
「心で触れるボディワーク」「ゆったり整体」 セッションの構成はどうあるべきか?

ゆったりセラピストのトレーニングでは、心で触れるボディワークでも、ゆったり整体でも、ある一定の順番をまずは練習してもらうようにしていますが、実際にクライアントの方にセッションを行うようになると、様々なニーズに遭遇します。そのニーズにどのように応えていくか、はセッション(施術)のダイナミズムであり、面白さでもあります。習った順番から、一歩独自の構成へと踏み出していく時、どんなことが指針となっていくのでしょうか?

そうしたことを中心にデモンストレーションを交えながら解説していきます。

 

2021年10月19日(火)10:30-12:00
「心で触れるボディワーク」前面の脚部

心で触れるボディワーク(全身オイルトリートメント)での、前面の脚部のデモンストレーションを行います。
ロングストロークでの腰部から足先までつながったタッチをまずは手始めに、各部分のディテールワークを確認していく形で行なっていきます。前面の脚部に新しいエッセンスを加えたいセラピストの方や、受講生で復讐したい方、また、ゆったり整体を練習している方で足部のムーブメントを確認したい方も是非ご覧ください。

 

2021年11月22日(月)10:30-12:00
「ゆったり整体」前面の肩周り、腕のストレッチからの上腕のストロークなど

腕のストレッチから、上腕のストロークに入っていくところがやっぱりよくわからない、という声はよく聞きます。今回はその声に応えてデモンストレーションを行います。腕のストレッチから続けて上腕の筋肉に働きかけていくと、クライアントのカラダに無意識的にパターンとして起こる肩関節、上腕筋への緊張が入りにくいので、深部まで働きかけていきやすいんです。この場合の深部は、回旋筋腱板、ということです。事前に解剖図などを参照していてもらえるとわかりやすいと思います。**参加者の方の要望で、前面の手、腕、肩を全般的に復習、デモンストレーションしています。

 

2021年12月7日(火)10:30-12:00
「ゆったり整体」腰に不調を抱える方にどのようにアプローチするか

実際のサロンワークで、お客様の訴えが多い「腰」。
どのようなアプローチができるのか、デモンストレーションと参加者との対話を通して探っていきます。